ニューヨーク・タイムズによると、ニューヨーク州ブルックリンの連邦検察当局は、ロサンゼルス・クリッパーズがNBAのサラリーキャップ規定に違反しながら、非公開のスポンサー契約を利用してカワイ・レナード氏の収入を増やしたかどうかについて、初期段階の刑事捜査を開始した。捜査はNBAによる1年にわたる調査を受けたものだ。同調査の結果、クリッパーズには3000万ドルの罰金が科され、2029年から2033年までのドラフトでの1巡目指名権を剥奪されたほか、オーナーのスティーブ・バルマー氏には1年間の資格停止、レナード氏には70万ドルの賠償金支払いが命じられた。NBAによると、バルマー氏はレナード氏がコート外で収入を得られるよう支援しようとし、フィンテック企業アスピレーションがレナード氏とのスポンサー契約を結ぶ前提条件となる事業契約を承認した。米証券取引委員会(SEC)もダクトロニクスに情報提供を求めている。また、NBAが委託した調査では、ダクトロニクスと他の2社が、極めて異例なスポンサー契約を通じて2021年8月までにレナード氏へ1800万ドルを支払っていたことが明らかになった。クリッパーズはNBAの認定結果を否定し、処分に異議を申し立てる方針である。一方、レナード氏は、側近らの判断の不備について責任を認めている。レナード氏は次のシーズンにトロント・ラプターズへ加入する見通しである。