エンフレイム・テクノロジー株は上海上場初日に一時234%上昇し、共同創業者の趙立東氏と張雅林氏にそれぞれ25億ドルの含み資産をもたらした。テンセントが出資するAIチップメーカーの新規株式公開(IPO)による調達額は61億2000万元(9億1300万ドル)となった。投資家は、エヌビディアに代わる選択肢を追求する中国企業を支持したが、エンフレイムは継続的な赤字やサプライチェーン上のリスク、単一の主要顧客への依存を抱えている。テンセントは、エンフレイムの2025年売上高9億9000万元(1億3800万ドル)の約84%を占め、20%の株式を保有している。一方、同社は研究開発費の大きさを背景に、11億6000万元(1億6000万ドル)の純損失を計上した。エンフレイムは、エヌビディアのソフトウェア・エコシステムに依存しない代替AIアクセラレーターを開発している。この戦略はテンセントや地方政府のデータセンタープロジェクトには適している可能性があるが、より幅広い開発者や顧客を引き付けるうえで課題に直面している。