マイクロン、台湾従業員に過去最高の報奨金 スト圧力強まる

  • マイクロン、台湾の直接雇用従業員に給与35~68カ月分の2026会計年度賞与を発表
  • マイクロンは台湾で約1万5000人を雇用し、同地に1兆6000億台湾ドル超を投資
  • マイクロンと桃園の労組は合意に至らず仲介協議を終了、追加協議を予定

マイクロン・テクノロジーは、台湾の直接雇用従業員に対し、2026会計年度の賞与として給与の35~68カ月分を支給する計画である。人工知能(AI)向けメモリー需要が急拡大するなか、同社は労働争議への対応を進めている。今回明らかにした報奨金制度では、2025年8月29日より前から在籍する従業員に対し、100万台湾ドルからの現金賞与を保証する。一方、これまでの報道では、対象者への最低現金報酬は170万台湾ドルで、別途100万台湾ドルの慰労金が支給されるとされていた。初級エンジニアの平均総報酬は340万台湾ドルとなる見通しで、内訳は現金約290万台湾ドルと株式報酬である。マイクロンは台湾で約1万5000人を雇用し、同地に1兆6000億台湾ドル超を投資している。台湾の従業員の約3分の2を代表する労組は、桃園の労組との仲介協議が合意に至らず終了した後、ストライキを支持する意向を示した。両者は再び協議する予定である。従業員側は基本給の約7年分に相当する一時金を求めている。これまでの報道では、給与83カ月分と恒久的な四半期利益分配も要求しているとされていた。マイクロン株は金曜日の寄り付き前取引で0.80%上昇したが、直前の通常取引では4.90%下落していた。アナリストの投資判断は「強い買い」がコンセンサスで、平均目標株価は1563.93ドルである。

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