インド・ルピーは1ドル=95.7925ルピーまで一時0.4%下落し、直近は95.7275ルピーで取引された。4営業日続落し、2週間ぶりの安値を付けた。ブレント原油は1バレル=110ドル近くまで上昇し、今週の上昇率が12%近くに達した。中東情勢の緊迫化でホルムズ海峡と紅海を通る海運が混乱し、インドの対外収支、成長、インフレへの懸念が強まった。予想を上回る生産者物価統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週利上げするとの観測が強まったことから、米国債利回りの上昇も通貨を圧迫した。銀行の為替トレーダー3人と外国為替ブローカーのトレーダー1人によると、国営銀行はRBIに代わってドルを売った可能性が高い。