英国経済は7月、前月比0.4%成長した。横ばいとの予想を上回り、予想を上回る経済指標が続く中、成長の主因はサービス部門だった。国内総生産(GDP)は2026年上期に1%増加し、主要7カ国(G7)で最も速いペースとなった。ただ、エコノミストは季節調整によって実績が過大に見積もられた可能性があり、今後修正される余地もあると警告した。10年物英国債利回りは金曜日、5.35%近辺へ低下したものの、19年ぶりの高水準近辺にとどまった。エネルギー相場の上昇が一服する中、週間では20ベーシスポイント超の上昇となる見通しだった。北海ブレント原油は1バレル=110ドルに達した後も4カ月ぶりの高値近辺で推移し、英国の天然ガス価格も3年半ぶりの高水準近辺にとどまった。これを受け、インフレと家計所得への懸念が再燃した。市場は2027年末までに英イングランド銀行が4回利上げするとの見方を完全に織り込んだ。一方、アンドリュー・ベイリー総裁は、政策判断は経済と地政学の動向次第になると述べた。また、市場の織り込みにはエネルギー価格がさらに上昇するリスクプレミアムが含まれていると指摘した。