欧州株、エネルギー価格低下で長期金利上昇に一服感

  • エネルギー価格の低下で長期国債利回りの上昇が一服し、欧州株は上昇した。
  • ユーロSTOXX 50は0.8%高の6323、STOXX 600は0.5%上昇した。
  • GCC当局者は、ペルシャ湾でのタンカー航路の可能性を巡り、イラン側との協議を計画した。

欧州株は金曜日、エネルギー価格がピークから下落し、長期国債利回りの上昇が一服したことを受けて上昇して取引を終えた。ユーロSTOXX 50は0.8%高の6323、STOXX欧州600は0.5%高の639.1となった。エネルギー価格と借入コストの低下で各セクターの利益率への圧力が和らぎ、銀行株と工業株が上昇を主導した。サンタンデール、BBVA、ウニクレディトはそれぞれ約2%上昇し、シーメンスとサフラは2.5%高、インテーザ・サンパオロは2.6%上昇した。イタリア政府が、同行によるバンカMPSへの買収提案に介入しないと表明したことが材料となった。インフィニオンは5%急伸した。湾岸協力会議(GCC)の当局者は、ペルシャ湾でのタンカー航路の可能性について協議するため、翌週にイラン側と会談する計画も発表した。金曜日は上昇したものの、エネルギー価格と金利の上昇懸念から、STOXX 50は週間で1%下落し、STOXX 600は1.6%下落した。欧州中央銀行(ECB)は前日に利上げし、市場では追加利上げが引き続き織り込まれていた。フランクフルトのDAX 40も0.4%高の約2万5460となり、2営業日続落から反発した。シーメンス・エナジーが1.8%上昇したほか、航空宇宙・防衛、保険、テクノロジー関連の複数銘柄が1%超上昇した。

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