アラブ首長国連邦(UAE)中央銀行(CBUAE)と金融テクノロジーインフラ事業者Vermegは、統合型デジタル資産証券保管機関(DASD)を支える分散型台帳技術(DLT)として、Delta Capitaの「MACH」を選定した。MACHは、SWIFT(ISO15022/ISO20022)を含む従来型金融ネットワークや、新たな分散型台帳プログラミング言語との接続を想定した、非公開で許可制のDLTである。CBUAEは2026年4月、国債とスクーク向けの従来型・デジタル統合中央証券保管機関(CSD)プラットフォームの設計・構築に加え、統合型担保管理を担う事業者としてVermegを選定した。DASDは、T+0決済、担保活用の強化、資産の分割所有を可能にするとともに、ネイティブなデジタル国債・スクークの発行や、既存金融商品のトークン化にも対応することを目指す。この取り組みは、取引後の効率を高め、UAEの資本市場インフラを強化し、デジタル資産と金融イノベーションに向けて市場を整備するCBUAEの戦略の一環である。