リップルは、トレジャリー業務に特化した人工知能システム「GSmart」を拡張し、Ripple Treasury内の予測、流動性、リスク、照合、レポーティングに対応させた。同プラットフォームではすでに、企業が従来型の現金に加えてXRPとRLUSDも管理でき、AIツールはRipple Treasuryの企業顧客全体で稼働している。GSmartはポリシーを解釈し、異常を特定して推奨事項を説明する一方、基礎的な計算は決定論的システムが実行し、最終承認は人間のトレジャリー・チームが担う。リップルによると、対象顧客の60%が「Risk Insights」を、44%が「Forecast Insights」を利用している。同プラットフォームは、リップルが10億ドルで買収したGTreasuryを起点に拡大し、約1万3000行の銀行と接続して、約12兆5000億ドルの決済取引量を処理している。今回の拡張によって、新たなXRP需要や購入メカニズムが明らかになったわけではない。ただ、リップルがXRPとRLUSDを従来型の現金・流動性ツールと並べて位置付ける企業向けトレジャリー環境が広がった。