インド準備銀行(RBI)は9月、公開市場操作(OMO)による3回の入札を通じて、1兆ルピー(105億ドル)の国債を売却する。RBIがOMOで国債を純売却するのは2024年9月以来初めてとなる。RBIは9月17日に5000億ルピー、9月21日と28日にそれぞれ2500億ルピーを売却し、10兆2500億〜11兆ルピーと推定される余剰流動性を吸収する。余剰資金は、インドの銀行が1270億ドルを調達できた外貨動員スキームに続いて生じ、RBIの外貨準備高を前例のない水準に押し上げる一因となった。翌日物金利は金融政策コリドーの下限を下回っており、発表後には指標となる10年物国債利回りが7.035%に上昇した。RBIは9月16日に2400億ルピーの国庫短期証券も入札で売却する予定で、必要に応じて外国為替スワップや追加の国債売却を活用できるとしている。RBIの国債保有額は約23兆ルピーに上り、さらなる流動性調整を行う余力がある。