米国株、中東情勢で急騰した原油の反落受け反発

  • 米国株は主要3指数がそろって4日続落から反発した。
  • ダウは547.07ポイント上昇し、S&P 500とナスダックも約1%上昇した。
  • WTI原油は前日の中東情勢を受けた上昇から一転、2.07%安の100.36ドルとなった。

米国株は11日、反発した。ダウ工業株30種平均、S&P 500、ナスダック総合指数はいずれも4日続落に終止符を打った。ダウは午後の取引で547.07ポイント(1.05%)高の5万2611.17ドル、ナスダックは1.15%高の2万6382.82、S&P 500は1.02%高の7669.44で推移した。フィラデルフィア半導体株指数は2.25%高の1万1875.44となり、ダウ構成銘柄30銘柄のうち26銘柄が上昇した。ナスダックでは上昇銘柄が1756銘柄と、下落銘柄の1282銘柄を上回った。 中東情勢を受けて急騰していた原油価格が急反落し、幅広い銘柄で押し目買いを促した。WTI原油は一時98.48ドルまで下げた後、2.07%安の1バレル=100.36ドルとなった。北海ブレント原油も2.74%安の104.68ドルだったが、両指標とも週間ではなお約8%高を維持した。8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇、前年同月比3.4%上昇となり、変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.3%、前年同月比2.4%上昇した。コアCPIは予想をやや上回ったものの、原油価格の下落が株式市場へのインフレの影響を抑えた。米2年国債利回りは4.63%に上昇し、2024年7月以来の高水準となった。先物市場では、来週のFOMCで0.25%ポイントの利上げが実施される確率を85.6%と織り込んだ。

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