米食品医薬品局(FDA)は、進行性の筋力低下を引き起こす希少な遺伝性疾患、脊髄性筋萎縮症の治療薬として、スカラー・ロックの「Isembyld」を承認した。この治療薬は、同疾患の既存治療をすでに受けた成人・小児の運動機能改善を目的とする、筋肉を標的とした初の治療薬である。承認を受け、スカラー・ロック株は時間外取引で売買停止となった。脊髄性筋萎縮症は、随意運動をつかさどる神経細胞である運動ニューロンに影響を及ぼし、歩行や呼吸、嚥下に支障を来す可能性がある。筋ジストロフィー協会は、米国でおよそ1万人の小児・成人がこの疾患の影響を受けていると推定している。