カルダノ創設者のチャールズ・ホスキンソン氏は、研究者や学者、起業家がクラウド型AIシステムにアイデアを共有することで、未公表の知的財産を流出させる恐れがあると警告した。発言は、カリフォルニア大学サンディエゴ校の教授で数学者のジェイ・カミングス氏が、OpenAIが画期的成果を説明した後、数学上の問題に関する自身の研究がChatGPTに利用されたと主張したことを受けたものだ。カミングス氏は、自身の主張を裏付ける可能性のあるチャット履歴を保有していたとされる。ホスキンソン氏は、成果が独自に生み出されたとのOpenAIの説明に疑問を呈し、難しい問題に直面したAIシステムは、まったく別の方法を開発するのではなく、利用可能な情報を検索する可能性があると述べた。AIモデルについては、解決策への効率的な経路を探す最適化システムだと説明した。さらにホスキンソン氏はこの問題を、カルダノのエコシステムに関連するプライバシー重視のブロックチェーンプロジェクト、Midnightと結び付けた。プライベートな環境であれば、ユーザーはインフラ運営者に会話履歴を開示することなく、AIの推論結果を利用できると主張した。Midnightのアーキテクチャーは、ネットワークの安全性とガバナンスを、ネットワーク利用に必要なリソースから分離することも目指している。これにより、ユーザーが取引のたびに価格変動の大きいネイティブ資産を管理する必要性を減らす。ホスキンソン氏は別途、プロトコルレベルの収益と経済的持続可能性が、外部インセンティブよりも将来的にMidnightを支える可能性があると主張している。