GEヘルスケア・テクノロジーズは、創業者とリーマン・ブラザーズから派生したプライベートエクイティ会社のトライランティックから、ソフィー・バイオテクノロジーを約10億ドルで買収する協議を進めている。今回の買収により、医療画像診断向けの造影剤や薬品を供給するGEヘルスケアの医薬品診断部門が強化されるほか、ソフィーが手掛けるがん画像診断用の放射性薬品が加わる。買収が実現すれば、ゼネラル・エレクトリックから分離して以降では、クラウド型医療画像診断プロバイダーのインテレラッドを23億ドルで買収したのに続き、2番目に大きい買収となる。これまでの報道では買収対象をソフィー・バイオサイエンシズとしており、社名に食い違いが生じている。GEヘルスケア株は過去最高値から32%超下落し、12営業日連続で下落する一方、第2四半期の売上高は3.5%増の53億ドル、フリーキャッシュフローは6800万ドルだった。アドバンスト・イメージングの売上高は37億7000万ドル、医薬品診断は8億4300万ドル、ペイシェント・ケア・ソリューションズは13%減の6億7500万ドルとなった。アナリストは年間売上高が5.3%増の227億2000万ドルになると予想しており、目標株価はウェルズ・ファーゴが85ドル、シティグループが75ドル、平均は77ドルとなっている。ネルソン・ペルツ氏のトライアン・ファンド・マネジメントは2億ドル相当の株式を取得しており、事業運営の変更を迫るとみられている。