ウォーシュ氏、国債利回り上昇とトランプ大統領の圧力でFRB独立性の試練

  • 米連邦準備制度は水曜日に0.25ポイントの利上げを実施すると予想されており、ウォーシュ議長はFRBの独立性を試す局面の中心に立つことになる。
  • 現在の誘導目標レンジは3.50~3.75%。新たな先物価格では利上げの確率が約76%に達したほか、先物取引のイールドカーブには最大4回の追加利上げが織り込まれている。
  • インフレ、108ドルを上回る原油価格、米国債利回りの上昇、中東情勢による供給リスクが金融引き締め観測を強める可能性がある一方、AIの安全性を巡る懸念がテクノロジー株を圧迫した。

米連邦準備制度は水曜日、フェデラルファンド金利の誘導目標レンジを現在の3.50~3.75%から0.25ポイント引き上げると広く予想されている。実施されれば、ケビン・ウォーシュ議長にとって初の利上げとなる可能性があり、中央銀行にとっては2023年7月以来初の利上げとなる。市場は、根強いインフレ、1バレル108ドルを上回る原油価格、米国債のタームプレミアム上昇を受け、追加の金融引き締めに動くかどうかに注目している。先物価格には、最大4回の追加利上げが織り込まれている。トランプ大統領が引き続き利下げを要求するなか、政策決定と四半期見通しはFRBの独立性を試すことになる。投資家は、借り入れコストの上昇が住宅など金利に敏感な分野を圧迫する一方、経済のより力強い部分を減速させないリスクも見極めている。これとは別に、AIの安全性を巡る警告や、OpenAIの新規株式公開(IPO)が2027年まで延期される可能性がテクノロジー株を圧迫し、データセンターや半導体、その他のAIインフラへの投資を巡る疑問を招いた。

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