TRATON、Excel約20本の予測業務をリップル・トレジャリーで一元化

  • TRATONは、予測業務を一元化し財務データの収集を自動化するため、リップル・トレジャリーを選定した。
  • TRATONの2025年の更新後売上高は440億5000万ユーロとなっている。
  • 導入により約20本のExcelスプレッドシートを置き換え、リップル・トレジャリーの「GSmart」機能を利用する。

フォルクスワーゲンの商用車部門であるTRATONグループは、予測管理プラットフォームにリップル・トレジャリーを選定し、約20本に分かれていたExcelスプレッドシートを一元システムに置き換える。導入対象には、スカニア、MAN、フォルクスワーゲン・トラック&バスなどの事業が含まれ、予測に関する洞察の提供には、リップル・トレジャリーのAI主導型分析レイヤー「GSmart」を利用する。契約は2026年8月に締結された。リップルが2025年後半に、当時GTreasuryとして知られていた同プラットフォームを10億ドルで買収したことを受けたものだ。TRATONの2025年の更新後売上高は440億5000万ユーロで、2024年の400億ユーロ超と比較される。リップル・トレジャリーによると、同プラットフォームは40カ国超の1000社超を支援し、1日当たり1000億ドル超の取引を処理するほか、一部のケースでは90日以内に導入できる。2026年9月のデータでは、対象顧客におけるGSmartの採用率は、リスク・インサイトが60%、予測インサイトが44%だった。今回のTRATON向け導入は、トークン化や仮想通貨との統合ではなく、予測の標準化と業務の自動化に重点を置く。ただし、同プラットフォームはデジタル資産関連機能にも対応している。この動きは、キャッシュフロー予測、流動性計画、リスク分析、AI搭載分析を組み合わせた統合型の財務管理システムに対する需要の広がりを反映しており、競合にはキリバ、ION Treasury、FISなどがある。

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