コストコ、カークランド製オイル値上げ 品薄で購入制限

  • コストコはカークランドの全合成オイルを値上げし、購入を週2個までに制限した。
  • カークランドの10クォート入り製品は57.99ドルで、従来のおよそ30ドルから上昇した。
  • IEAは第3四半期の石油需給が日量180万バレル不足すると予測している。

コストコは、カークランド・シグネチャーの全合成エンジンオイルを10クォート入り57.99ドルに値上げした。従来はおよそ30ドルだった。また、購入を会員1人当たり週2個までに制限した。モービル1の購入も5個までに制限しており、6クォート入りの価格は44ドルである。中東紛争が世界的な潤滑油不足の一因となり、原油価格を1バレル100ドル近くまで押し上げるなかでの措置である。基油は精製設備を巡ってガソリンやディーゼルと競合する一方、燃料の利益率上昇により、潤滑油を生産する誘因は低下している。米エネルギー情報局(EIA)のデータによると、ガソリンのクラックスプレッドは2025年の同時期を1ガロン当たり約1ドル上回った。GMのdexos1 Gen 3ライセンスや、API SPカテゴリーで追加的に必要となる7種類の検査など、認証・試験要件もコストを押し上げている。国際エネルギー機関(IEA)は第3四半期の石油需給が日量180万バレル不足すると予測し、2026年の供給見通しを日量1億200万バレルに下方修正した。世界の在庫は米国とイランの紛争開始以降、5億バレル超減少しており、米国のディーゼル価格は1ガロン6.06ドルに達した。現在のカークランド製品の価格では、自宅でオイルを交換する費用が独立系修理工場の料金とおおむね同水準になったと、The Auto Wireは伝えている。

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