クリス・ライト米エネルギー長官は、ホルムズ海峡を通じた輸送を巡る外交上の早期進展を原油市場が織り込まないよう促した。イランと湾岸諸国の協議は9月14〜15日ごろ、オマーンで予定されている。代替ルートでは原油と石油精製品が日量およそ1000万バレル輸送されている一方、現在は米海軍の護衛下で日量900万バレル超が海峡を通過している。通常、同海峡は日量1700万〜2000万バレル、世界の石油消費量の約5分の1に相当する量を扱うが、2026年初めに米国とイスラエルがイランを攻撃した後、通過量は日量700万〜1100万バレルの平均まで減少した。ライト氏は、イランの核問題を巡り米国は交渉を望む一方、外交が失敗した場合には軍事力行使の選択肢を維持すると述べている。