ゴールドマン・サックス、JPモルガン、HSBC、ドイツ銀行、UBSは、8月のインフレ指標が上振れし、エコノミストや市場の見通しが変化したことを受け、9月15〜16日の会合で米連邦準備制度が政策金利を25ベーシスポイント引き上げると予想している。ロイター調査では、101人中86人のエコノミストが利上げを予想しており、実施されれば誘導目標レンジは3.75%-4.00%に引き上げられ、2023年7月以来初の利上げとなる。FF金利先物が織り込む9月利上げの確率は、およそ90%となっている。8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%、前年同月比3.4%上昇し、コアCPIは0.3%上昇して市場予想を上回った。利上げによってプライムレートも上昇し、多くの消費者向けローンの借り入れコストが増加する一方、貯蓄口座の金利は上昇する可能性がある。金融政策引き締め観測はドルと米国債利回りを支えることで、短期的にビットコインの重しとなり、リスクの高い資産への需要を減退させる可能性がある。