金相場は下落した。米国のインフレ加速と原油価格の2%超の上昇を受け、米連邦準備制度が今週利上げするとの観測が強まったためである。スポット金は0330 GMT時点で0.3%安の4334.31ドル(1オンス)となり、米先物は0.8%安の4375.00ドルだった。CME FedWatchによると、市場参加者が織り込む米連邦準備制度の利上げ確率は86.5%で、先週のインフレ統計発表前の約67%から上昇した。日銀も金曜日に利上げすると広く予想されている。金利上昇は、利息を生まない金地金の投資妙味を低下させる。一方、地政学的緊張と政策を巡る不確実性は、安全資産としての金の需要を引き続き支えている。ANZは金価格の12カ月目標を1オンス5400ドルに据え置いた。