ソウル市江西区の塩倉近隣公園に1000戸の公営住宅を建設する計画を巡り、約200人の住民が強く反発し、説明会が中止に追い込まれた。計画の遅延リスクも高まっている。同用地は、政府が8月13日に発表した迅速な住宅供給計画に盛り込まれた、ソウルで唯一の新規公営住宅用地である。行政当局は、公園内で約20年間にわたり荒廃・放置されてきた土地を活用し、2029年の着工を目指している。住民は、十分な協議なしに計画が発表されたとして、公園としての復元を求めている。江西区のチン・ギョフン区長は協議不足を謝罪し、ソウル市が明確な復元日程を示せば区として計画を撤回すると表明した。一方で、地域インフラの改善には開発が必要だとして、計画の必要性はなお主張している。政府は、住宅用地の指定から着工までの期間を33カ月に短縮する方針だが、協議段階での反発により、この日程の達成は難しくなる可能性がある。