米FRB、水曜に利上げ判断へ ウォーシュ議長就任後初の利上げ観測

  • 米連邦準備制度は、ウォーシュ議長の下、水曜日の政策判断を前に2日間の会合を開始する。
  • 先物市場参加者の85%超が、今週の25ベーシスポイントの利上げを織り込んでいる。
  • 銅は、LME価格が1トン当たり1万4500ドルを上回った後、1ポンド当たり約6.4ドルまで下落した。

米連邦準備制度は火曜日、2日間の金融政策会合を開始する。市場では、水曜日に25ベーシスポイントの利上げが決まる確率が85%を超えており、実施されればウォーシュ議長の就任後初の利上げとなるほか、中央銀行にとって3年ぶりの利上げとなる。先物市場が織り込む確率は、最新のインフレ指標発表前の72.4%から上昇した。8月のコアCPIは前月比0.3%上昇し、市場予想の0.2%を上回った一方、コアCPIの前年比上昇率は2.4%で横ばいとなり、総合インフレ率は3.4%と、FRBの目標である2%を上回った。原油価格が1バレル100ドルを超え、10年物米国債利回りが5%に近づくなか、30年物利回りは22年余りぶりの高水準に達しており、世界の株式やコモディティーへの圧力が強まっている。トランプ米大統領に指名されたウォーシュ氏は、インフレへの懸念と、利下げを求める政治的な要求が相次ぐ状況の両立を迫られている。投資家は、年末までに追加利上げがあるかどうかを見極める手掛かりとして、FRBの経済見通しとドット・プロットに注目する。金融政策の見通しは銅相場にも重しとなっている。銅は、ロンドン金属取引所(LME)で1トン当たり1万4500ドルを上回った後、1ポンド当たり約6.4ドルまで下落した。関税を巡る不透明感や原油に起因するインフレリスクも、コモディティー相場の変動性を高めている。

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