LG Chemは、半導体の洗浄に使われる超高純度イソプロピルアルコール(IPA)について、Jianghuaweiとの了解覚書(MOU)を通じ、中国を拠点とする供給網の構築を進めている。LG Chemがプロピレンを原料とするC3-IPAを供給し、半導体やディスプレー工程向けの高純度材料を製造・精製する中国の特殊化学品メーカー、Jianghuaweiが現地供給を支える。提携の対象は、人工知能プロセッサーや広帯域メモリー(HBM)のメーカーを含む先端チップ製造企業である。LG Chemは全羅南道の麗水工場で年間16万5000トンのC3-IPAを生産しており、国内顧客に加え、北米やアジア市場への供給も拡大している。今回の取り決めは、中国で原料を輸出する事業から、現地で完成品を供給するサプライチェーンへの移行を目指すもので、技術交流や情報共有、共同マーケティングも協力範囲に含む。LG Chemは、この提携によって半導体材料事業を強化し、世界市場で新たな成長機会を生み出せるとしている。