上海の金融監督当局は、市内の銀行・保険業界全体でテクノロジー金融の質と効率を高めるための指針を発表した。条件を満たす金融機関には、企業向け人工知能(AI)プラットフォームを構築し、ビッグデータ、ブロックチェーン、モノのインターネット(IoT)、量子コンピューティングを商品開発や業務上の意思決定、リスク管理に活用するよう促している。指針はまた、テクノロジー企業の評価について、従来の財務指標を重視する手法から、技術革新の能力を重視する手法への転換を推進している。金融機関には、テクノロジー金融データベースや「上海テック・スコア」とも呼ばれる「上海科学技術ポイント」制度を活用し、専用の評価体系を整備するほか、テクノロジー人材や企業のより精緻な情報を作成し、適切な金融商品を開発するよう促している。指針はさらに、AIの安全性、データセキュリティー、モデル・アルゴリズムのリスク管理、消費者データのプライバシー保護を強化するよう求めている。