原油、サウジのパイプライン障害とホルムズ情勢不透明化で急騰

  • フーシ派がサウジアラビアへの攻撃を追加で実施し、紅海の航路を脅かした。
  • ブレントは0.9%高の1バレル=106.64ドル、WTIは0.9%高の102.34ドルとなった。
  • 輸送量が戦前水準を下回るなか、オマーンはホルムズ海峡再開を巡るイラン・湾岸諸国協議を延期した。

原油価格は、フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃再開と、バブ・エル・マンデブ海峡を通る航路への脅威を受け、中東の供給混乱に対する懸念が深まり、上昇した。ブレント原油先物は0.9%高の1バレル=106.64ドル、西テキサス・インターミディエート(WTI)は0.9%高の102.34ドルとなった。一方、サウジアラビアの東西パイプラインは、先週の攻撃を受けて引き続き停止している。オマーンは、ホルムズ海峡の再開を巡るイランと湾岸諸国の協議を延期した。同海峡の輸送量は、戦前の水準を大幅に下回ったままである。イランは、パナマ船籍のタンカーがホルムズ海峡で機雷に接触したと発表したが、米中央軍はこの主張を否定した。フーシ派の攻勢拡大により、世界の原油供給の4%から5%が混乱する可能性があるとの見方が強まっている。

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