Nuance、感情理解に優れたAIモデル開発へ5000万ドル調達

  • Nuance、Lightspeed Venture Partners主導のシリーズAで5000万ドルを調達
  • 5000万ドルのシリーズAに先立ち、昨年7月にはAccel主導で1000万ドルのシードラウンドを実施
  • Nuanceは年内に一般向けの研究プレビューを公開する計画

昨年創業したシアトル拠点のスタートアップ、Nuanceは、より自然で感情を認識できる対面会話を実現するAIモデルの開発に向け、Lightspeed Venture Partners主導のシリーズAで5000万ドルを調達した。共同創業者兼CEOのFangchang Ma氏によると、現在のボイスボットやAIアバターは通常、音声認識、 大規模言語モデル、音声合成のシステムを接続しているため、遅延が生じ、反応や微細な表情を捉えられない。Nuanceはその代わりに、音声・映像を入力と出力に用いる単一モデルの開発を進めている。製品投入前の同社は、適切な音声・映像による会話データをインターネットから収集できないとして、社内またはデータパートナーを通じて学習データを集めている。年内に一般向けの研究プレビューを公開し、将来的には消費者や企業を対象に、面接練習、プレゼンテーション、語学学習、AI面接官、営業担当者、カスタマーサポートなどの用途で展開する計画である。今回の資金調達に先立ち、昨年7月にはAccel主導で1000万ドルのシードラウンドを実施した。Nuanceは調達資金を8人のチーム拡大に充てており、研究開発職を採用中であるほか、価格設定と収益化の仕組みを整えるため、販売・事業開発担当者も加える計画である。

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