欧州株は月曜から火曜にかけて下落し、STOXX 600は0.35%安となって3カ月超ぶりの安値を付けた。地政学的緊張、原油価格の上昇、債券利回りの高止まり、英国の労働関連指標の悪化、米連邦準備制度の決定を前にした不透明感が投資家心理を冷やし、主要国の株価指数も数カ月ぶりの安値に達した。サウジアラビアのインフラ攻撃を受け、北海ブレント原油はその後1.2%上昇し、1バレル=113ドルを上回った。一方、先に発表された市場レポートでは、東西パイプラインシステムの混乱を受けて1.67%上昇し、107.42ドルとなったと報じられていた。市場では、水曜日の米連邦準備制度による25ベーシスポイントの利上げ確率が90%に織り込まれており、利上げとなれば2023年半ば以来初めてとなる可能性がある。オープンAIとアンソロピックの幹部が、先端AIの開発を一時停止または減速し、国際的な安全策を強化するよう求めたことを受け、テクノロジー株やAIインフラ関連株も売り圧力にさらされた。データセンター投資やブルーム・エナジーの燃料電池需要を巡る懸念が高まった。