アンスロピックが計画するNasdaq上場は、先端AI開発のペースを調整するための業界の動きが広がり、先行きが不透明になっている。上場時期は2026年10月または11月、想定企業価値は最大2兆ドルだった。ダリオ・アモデイCEOは9月12日、第三者による評価と共通の安全基準を導入するよう呼びかけた。この方針にはOpenAIのサム・アルトマンCEOも賛同し、OpenAIが2026年のIPOを選択肢から外したことを明らかにした。OpenAIは6月8日にS-1を非公開で提出しており、安全性を優先する方針から、2027年以降も非公開企業にとどまる見通しである。アンスロピックは6月1日に非公開で申請し、エヌビディアによる最大100億ドルの出資の可能性を含め、最大1000億ドルの調達を目指していた。非公開市場での企業価値は9650億ドルに達していた。両社の巨額の営業赤字、インフラ投資負担、黒字化までの長い道のりが投資家の懸念を強めている。AI減速論が広がる中、ソフトバンクグループ株は9月14日に13%下落した。