米国のトランプ大統領は先週の共和党全国大会の舞台裏で、OpenAIのサム・アルトマンCEOと非公開で会談した。会談を知る3人によると、アルトマン氏が会談を要請し、人工知能とその影響力の拡大が議題となった。トランプ氏がAIの安全性への懸念を公の場ででっち上げと退け、データセンターを富の源泉として推奨した時期の出来事である。Anthropicのダリオ・アモデイCEOは、モデルの性能を次に進展させる際には開発のペースを抑えるよう開発者に促しており、アルトマン氏もイーロン・マスク氏とともにこの立場に加わった。トランプ氏はAll-In Summitでも批判を繰り返し、会場のステージ上でエヌビディアのジェンスン・フアンCEOに電話をかけ、AIの安全性への懸念はでっち上げだと述べた。一方、投資家がAI投資の減速の可能性を織り込む中、エヌビディア株は3%下落し、半導体株も幅広く下落した。JD・バンス副大統領も、政府による規制を求めるAI企業幹部に懐疑的な見方を示している。ホワイトハウスとOpenAIはいずれも舞台裏での会談の詳細を明らかにしておらず、トランプ氏のアルトマン氏との非公開の接触と、AIリスクを公に否定する姿勢との食い違いが残っている。