中国固定資産投資、1―8月7.2%減 8月貿易は19.8%増に加速

  • 中国の固定資産投資は1―8月に7.2%減少し、8月の小売売上高はわずか0.4%増にとどまった。
  • 8月の鉱工業生産は5.2%増加し、モノの輸出入は前年同月比19.8%増となった。
  • 不動産と信用需要が低迷するなか、中国政府は国有銀行・保険会社8社に計3600億元を資本注入すると発表した。

中国の農村世帯を除く固定資産投資は、2026年1―8月に前年同期比7.2%減の29兆3092億元となり、1―7月の6.7%減から減少幅が拡大した。一方、8月のモノの輸出入は19.8%増加した。国家統計局は8月の状況について、生産、雇用、物価が安定する一方、新興産業と貿易が急速に拡大する「3つの安定、2つの加速」と説明した。国内需要は引き続き弱く、8月の小売売上高はわずか0.4%増、新規銀行融資は600億元にとどまった。一方、鉱工業生産は5.2%増加した。ハイテク製造業とデジタル製品製造業はそれぞれ16.7%、15.7%増加し、新たな成長エンジンは一定規模以上の工業生産の60%超に寄与した。中国政府は年間成長率の目標を4.5―5.0%に設定し、国有銀行・保険会社8社に計3600億元を資本注入すると発表した。このうち約2900億元は銀行向けとなる。不動産と信用需要が低迷するなか、追加の財政支援も引き続き検討されていた。

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