ビットコインの量子コンピューター脅威への防御策は、BIP-360とSHRINCSに加え、「Lifeboat」と「Dropkick」を緊急対応策として含む方向に広がっている。草案段階にあるBIP-360は、P2MR(Pay to Merkle Root)を導入し、公開鍵が長期間露出する状態を抑えることで、量子コンピューターが実用的な暗号脅威となる前に利用者が資金を保護する時間を確保する。Blockstream ResearchのSHRINCSは、SHA-256を基盤とするハッシュ署名方式で、量子耐性署名への移行を支えることを想定している。ロードマップは、BTCBeforeLightニュースレターを執筆するクリスティーン・D・キム氏が15日にXで無料公開した投稿で示したもので、完成したビットコインのアップグレードではなく、複数の提案を組み合わせた新たな構想を反映している。