米10年債利回りは5.041%に達し、日中の水準としては2007年7月以来の高値となった。原油供給への懸念、公的債務の増加、20年債入札の低調さ、金融引き締め観測を背景に、世界的な債券売りが進んだためである。サウジアラビアの東西パイプラインやリビアの油田を巡る混乱を受け、北海ブレント原油の終値は1バレル=108.75ドル、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は105.83ドルとなった。米国債利回りの上昇は借り入れコストを押し上げており、30年物住宅ローンの平均金利は先週、14カ月ぶりの高水準となる6.76%に達した。市場はまた、米連邦準備制度の金利判断、英イングランド銀行が見直す量的引き締め計画、ブラジルの政策金利判断、米財務長官のスコット・ベッセント氏と中国の何立峰副首相の協議を待っていた。