スペイン国立統計局(INE)の確報によると、スペインのEU基準12カ月インフレ率は8月、7月の3.9%から4.6%に上昇した。2週間前に公表された速報値4.5%と、ロイター調査による平均予想を上回った。2023年2月以来の高水準で、欧州中央銀行(ECB)が中期目標とする2%の2倍を超えた。国内基準の消費者物価上昇率は3.6%から4.3%に加速し、速報値と一致した。中東で続く紛争に関連した供給混乱を背景に、ディーゼルやガソリン価格が上昇し、輸送費のインフレ率は6.2%から9.5%に上昇した。住宅・光熱費のインフレ率は5.7%から6.4%に、食品・非アルコール飲料は1.6%から2.3%にそれぞれ上昇した。消費者物価は前月比で0.7%上昇し、7月は0.3%上昇だった。変動の大きい未加工食品とエネルギーを除くコアインフレ率は3.0%から2.9%に小幅に鈍化した。