世界の10年国債利回り、原油高でインフレ懸念再燃し数十年ぶり高水準

  • 米国、英国、日本、ドイツ、フランスの10年国債利回りが急上昇し、各市場で数十年ぶりの高水準に達した。
  • 中東での供給混乱を背景に原油価格は1バレル100ドルを上回り、インフレ懸念が強まっている。巨額の国債発行も国債相場への下押し圧力を強めた。
  • 市場では、米連邦準備制度が25ベーシスポイント利上げする確率を90%と織り込み、日銀の利上げを予想している。ブラジルのセリック金利は14%から13.75%に低下すると見込まれている。

米国、英国、日本、ドイツ、フランスの指標となる10年国債利回りが急上昇し、米国と英国では2007年以来、日本では1996年以来、ドイツでは2009年以来、フランスでは2008年以来の高水準に達した。中東で戦闘が再開し、原油価格が1バレル100ドルを上回るなか、インフレ懸念が再燃している。政府による巨額の国債発行も、主要国の国債相場の下落を広げ、財政・金融政策リスクの再評価につながっている。市場では、米連邦準備制度が25ベーシスポイント利上げする確率を90%と織り込み、日銀は25ベーシスポイント利上げして政策金利を1.25%に引き上げると予想している。また、ブラジルのセリック金利は14%から13.75%に低下すると見込まれている。

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