ウェルズ・ファーゴは9月14日、S&P500の年末目標を7950から7700に引き下げた。約7620を基準にすると、上昇余地は1%程度となる。同行によると、株式配分は72%に達し、1969年以来の高水準となった。同行がより適切とみる水準は60%である。一方、10年物米国債利回りは19年ぶりの高水準に近づいていた。2026年9月半ばまでの年初来上昇率が11.3%となるなか、S&P500が5~10%調整すれば、7239~6858まで下落する可能性があると試算した。株式ストラテジストのオソン・クォン氏とチームは、S&P500の1株利益予想を2027年は425ドル、2028年は460ドルに引き上げた。慎重な見方の背景は利益の急減ではなく、バリュエーションへの懸念だと説明している。ウェルズ・ファーゴはテクノロジーをオーバーウエートからイコールウエートに引き下げ、半導体メーカーよりソフトウエアを選好するとともに、ヘルスケアをオーバーウエートに引き上げた。BofAグローバル・リサーチは同日、S&P500の目標を7400に設定し、株式市場は季節的に軟調になりやすいと指摘した。