ニューヨーク連銀のエンパイア州製造業景況指数は、4年ぶりの高水準となった8月の20.6から、2026年9月は13ポイント低下して7.6となった。ウォール・ストリート・ジャーナル紙がエコノミストを対象に実施した調査のコンセンサス予想15も下回った。指数は製造業活動が拡大を続けているものの、ペースは鈍化したことを示した。新規受注は小幅な増加にとどまり、出荷はわずかに減少した。一方、納期が大幅に長期化し、供給の入手可能性が悪化し続ける中、未処理受注は増加した。雇用は堅調で、雇用指数は10.6となった。平均労働時間指数は10ポイント上昇して17となり、約5年ぶりの高水準に達した。投入コスト圧力も強まり、支払価格指数は5ポイント上昇して63.1となった。直近の4年ぶりの高水準をわずかに上回ったほか、受取価格指数は28.1に上昇した。コストが上昇する中でも、製造業者は楽観的な見方を維持した。先行きの事業環境指数は29となり、企業は今後数カ月に受注、出荷、雇用が改善すると予想している。