パナマ船籍の石油タンカー「エル・ガイア」がオマーンのムサンダム半島付近で攻撃を受け、船員2人が行方不明となっている一方、23人が救助された。米軍は、米国の無人水上艇を拿捕しようとしたイランの小型船2隻を破壊したと発表した。これらの事件は、2026年2月28日に米国の攻撃で始まった対立に加わるもので、通常は1日約2000万バレルの石油、世界の石油・ガス輸送の約5分の1が通過するホルムズ海峡の通航量を大幅に減少させている。9月中旬までに、1日の平均通航数は危機前の約74隻から約3隻に減少し、戦争リスク保険料は約15倍に上昇した。北海ブレント原油は1バレル=101~102ドル近辺で取引された。エル・ガイアを巡る説明は食い違っている。オマーンは、ムサンダムの北1.3海里(2.4キロ)で攻撃を受けた後、船の機関室から出火し、港へえい航されていると説明した。イランは、航行制限区域で機雷に触れたと主張した。米国は、先月イランのミサイル、週末にはドローンの攻撃を受けたと説明した。国際海事機関(IMO)によると、戦争開始以降、海峡と中東全域で確認された79件の事件により、少なくとも22人の船員が死亡した。