小麦、7.12ドルに下落 露・ウクライナ停戦期待で供給懸念後退

  • 小麦は停戦期待を受け、黒海経由の輸送を巡る懸念が和らぎ、1ブッシェル当たり7.12ドル近辺まで下落した。
  • 1ブッシェル当たり7.12ドルは小麦にとって3週間ぶりの安値となった。
  • 米農務省(USDA)は、ロシアとウクライナの2026/27年度輸出予測をそれぞれ4300万トン、1250万トンに引き下げた。

小麦は1ブッシェル当たり7.12ドル近辺まで下落し、3週間ぶりの安値を付けた。ロシアとウクライナの停戦期待が再燃し、黒海を経由する穀物輸送の混乱が和らぐとの見方が強まったためである。トランプ大統領は、ロシアとウクライナのエネルギー施設への攻撃を対象とする停戦を発表した。トルコも、黒海の船舶への攻撃を停止させる可能性がある、両国間のより包括的な合意の仲介を目指している。ウクライナはロシアが受け入れるなら合意を支持すると示しており、クレムリンも前向きな反応を示した。貿易の流れが改善するとの期待が小麦価格の重しとなった。小麦価格は、8月28日に付けた3年半ぶりの高値である7.67ドルを下回っている。米農務省(USDA)は、世界の小麦在庫が平均をやや上回ると予測した。また、2026/27年度のロシアの輸出予測を300万トン引き下げて4300万トンとし、ウクライナについても100万トン引き下げて1250万トンとした。

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