ベッセント米財務長官は今週末、中国の何立峰副首相と会談する。両国は関税、レアアース(希土類)鉱物、農産物貿易を対象とする高官級の経済対話を続けている。提案されている「貿易委員会」メカニズムは、約300億ドル相当の二国間貿易品目を対象に、関税引き下げを協議する枠組みとなる見通しである。協議には、2026年に米国から中国へおよそ2500万トンの大豆を輸出するという米国の目標も含まれる。実務者協議は、トランプ大統領と習近平国家主席が会談する可能性を前に、両国の隔たりを縮めることを目的としている。中国が世界のレアアース精製を支配している一方、米国の農産物輸出は中国にとって主要な農産物供給源であり、大豆輸出目標は米国で政治的な重要性を持つため、交渉の行方が注視されている。