3M、デュポン、ハネウェルを含む20社超の被告は、防護用出動服によって、健康リスクとの関連が指摘される分解されにくい化学物質群「ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)」に曝露したと主張するコネティカット州消防士らの請求に直面することになった。米連邦地裁のアルビン・トンプソン判事は、消防士組合13団体には損害賠償を求める団体としての原告適格があると判断した。また、個人の消防士12人については、がんやその他の疾患を示す明らかな症状がなくても、損害賠償と医療モニタリングを求められるとした。2024年6月に提起された集団訴訟の申し立てについて、原告側弁護士はPFASを含む消防士用装備だけを対象とする初の訴訟だと説明している。訴状では、PFASを含む製品として、3Mの反射材「スコッチライト」、デュポンの「ケブラー」、ハネウェルが製造した出動服を挙げている。デュポンの債務の一部は現在、ケマーズとコルテバが引き継いでいる。PFASは消費者向け製品や商業製品で広く使われており、コレステロール値の上昇、出生体重の低下、ワクチンに対する抗体反応の低下との関連も指摘されている。2023年には、デュポン、3Mなど4社が、PFASを含む消火用泡やその他の製品が飲料水を汚染したとの請求を巡り、110億ドル超の和解に合意した。ただし、各社は不正行為を認めていない。