日立エナジーは、米ミシシッピ州ガルマンに5億2800万ドルを投じ、変圧器工場を建設する計画である。同社にとって過去最大の設備投資となる。建設は2026年後半に開始し、生産は2029年に始まる予定である。同施設の規模は、既存のクリスタルスプリングス工場の約2倍となり、生産能力を2倍超に引き上げ、700人超の雇用を創出する。人工知能(AI)やデータセンター、電化の進展を背景に米国の電力需要が急速に増加する一方、変圧器の供給は逼迫している。日立エナジーは生産をクリスタルスプリングスから新工場に移し、既存工場は倉庫と研修施設として再利用する。今回の投資は、日本政府と米政府が合意した米国向け5500億ドル規模の投資・融資パッケージの一環であり、同社が米商務省と締結した、国内の変圧器生産拡大に関する覚書に続くものである。