Phemexのフェデリコ・バリオラCEOは16日、人工知能(AI)が業界から資本を流出させ、攻撃者の能力を高め、小規模チームのサイバーセキュリティーコストを増加させたことで、仮想通貨業界に与えた影響は全体としてマイナスだったと述べた。こうした圧力によって中央集権化が進み、個人投資家にとって自己管理型カストディやDeFi(分散型金融)の魅力が低下する可能性があると警告した。バリオラ氏の発言は、Phemexが2月に発表した、商品開発と社内業務を対象とするAI重視の変革に続くものだが、今回言及したのはより広範な業界についてである。セキュリティー上の懸念は、攻撃者が7月、Coldcardの脆弱性を悪用して5200超のアドレスから約1億1600万ドルを流出させたことを受けたものだ。それでもバリオラ氏は、AIエージェントがポートフォリオ構築や取引判断で役割を果たす可能性を見込んでおり、最終的な管理権限はユーザーが保持すると述べた。