Fastmarketsは、現物リチウム市場向けのデジタルプラットフォーム「Fastmarkets Connect」を支援するため、TMX Trayportと提携すると発表した。この取り組みでは、Fastmarketsのリチウム市場に関する専門知識と、TMX Trayportの実績ある技術を組み合わせ、透明性や接続性、現物市場の流動性へのアクセスを高める。プラットフォームは、6月にラスベガスで開催された「Global Lithium, Battery & Critical Materials」カンファレンスで発表されたデジタル価格形成・取引開始サービスの名称を変更したものだ。TMX Trayportがプラットフォーム技術を提供し、Fastmarketsが「Fastmarkets Connect」の運営に加え、ガバナンス、開発、市場参加者との連携を統括する。プラットフォームは、リチウムのバリューチェーン全体から参加者を集めた諮問グループの意見を取り入れて開発が進められている。Fastmarketsによると、同社のIOSCO基準に準拠したベンチマーク価格は現物リチウム契約の基盤となっており、CME、ロンドン金属取引所(LME)、ICE、SGXに上場する先物取引の決済価格の参照値としても機能している。