バイトダンス創業者の張一鳴氏が初めてアジアで最も裕福な人物となった。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、9月16日時点の個人資産は1050億ドルを超えた。43歳の張氏は、インドのアダニ・グループ創業者であるゴータム・アダニ氏を僅差で上回った。アダニ氏の資産は1048億ドルだった。ブルームバーグが2019年3月に張氏の資産追跡を始めた時点では約130億ドルだった。最新の記録では増加幅をおよそ7倍としている一方、以前の記録では8倍と説明していた。張氏の資産の主な源泉は引き続きバイトダンス株であり、TikTokの世界展開と同社によるAIへの大規模投資が支えている。バイトダンスは2026年上期に約1200億ドルの売上高と200億ドルの純利益を計上したもようだ。売上高は前年同期比でおよそ30%増加した一方、同社がAIインフラ、クラウドサービス、大規模言語モデルへの支出を増やしたため、利益は1桁台の割合で減少した。広告とTikTokの電子商取引が売上高の伸びをけん引し、海外売上高は全体の30%超を占めた。バイトダンスはDoubaoチャットボットと動画生成モデル「Seedance」の商用化も進めており、最近では一般的な企業目的に使う約296億ドルの銀行融資を完了した。アジアの資産家ランキングではムケシュ・アンバニ氏が3位、柳井正氏と鍾睒睒氏が続き、張氏は世界では18位だった。