IBM、量子ファウンドリー開発で米政府と最大10億ドルの合意

  • IBMはアンダーソンの量子ファウンドリー開発を支援する米商務省との合意に署名した。
  • IBMは最大10億ドルを拠出して同額を追加し、資金総額は20億ドルとなる。
  • アンダーソンはアルバニーの施設で初の量子ウエハーの加工を開始した。

IBMのアンダーソン子会社は、CHIPS・科学法に基づく最大10億ドルの研究開発支援を巡り、米商務省と合意を締結した。IBMは同額を投資する計画で、政府と民間を合わせた資金は20億ドルとなる。アンダーソンは量子ファウンドリーに特化した事業者として、ニューヨーク州アルバニーの施設で、超伝導量子ビットアレイや量子入出力部品向けの300ミリメートルウエハーを製造している。同社はIBMに加え、外部の量子開発企業や研究機関にもサービスを提供することを目指しており、将来的には超伝導方式以外のアーキテクチャーにも対応する計画である。アンダーソンは初の量子ウエハーの加工を開始したが、商業規模の量産を意味するものではない。IBMは2029年までに大規模でフォールトトレラントな量子コンピューターの実現を目指しており、今後5年間で量子コンピューティングに100億ドル超を投資する計画である。IBM株は9月16日の時間外取引で、前日終値の248.37ドルから約2%下落した。TipRanksでは、19件の評価に基づくコンセンサスは「中程度の買い」で、平均目標株価は254.95ドルとなっている。

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