アップル、M8 Ultra搭載企業向けサーバーを2029年投入へ NVLink Fusion検討

  • アップルは、2029年の投入を視野にM8 Ultra搭載の企業向けラックサーバーを開発している。
  • OpenAIは強化学習やコンピューター操作エージェントの訓練向けに数万台のMacを購入した。
  • アップルは2011年にXserveの提供を終了しており、サーバー計画を中止する可能性もある。

アップルは、今後投入するM8 Ultraチップを搭載した企業向けラックサーバーを開発しており、ラック規模でプロセッサーを接続するため、エヌビディアのNVLink Fusionのライセンス取得について協議した。The Informationとブルームバーグが報じた。このプロジェクトは、2026年9月1日にアップルのCEOに就任する前のジョン・ターナス氏が後押ししていた。投入時期は早くても2029年を目標としているが、計画が中止される可能性や、アップル独自技術を使う設計に変更される可能性も残る。 この取り組みの背景には、AI研究所によるMac miniやMac Studioへの旺盛な需要がある。OpenAIは強化学習やコンピューター操作エージェントの訓練向けに数万台のMacを購入したほか、アンソロピックはアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を通じてMac miniの処理能力を借りている。アップルの2026年度第3四半期のMac売上高は前年同期比29%増の104億ドルとなった。6月27日終了四半期の数字で、従来発表の103億ドルから修正された。 アップルのUltraFusionパッケージング技術は、単一筐体内で2つのダイを接続するが、複数サーバーによるラック展開向けには設計されていない。NVLink Fusionを使えばエヌビディアのラック規模インターコネクトにアクセスできるが、導入には少なくとも1基のエヌビディア製GPUまたはCPUが必要となる。アップルはUALinkコンソーシアムの理事会にも参加しており、エヌビディア独自プラットフォームを採用する可能性は、戦略面で注目される。

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