ヘッジファンド、消費関連株のショート拡大 アルファベットに弱気姿勢

  • ヘッジファンドは8月、消費関連企業のショートポジションを拡大した。
  • 空売りが多かった北米株20銘柄のうち、消費関連は9銘柄となり、7月の4銘柄から増えた。
  • 空売りファンドがロング投資家を上回った後、アルファベットはHazeltreeのロングポジション集中銘柄リストから外れた。

データプラットフォームのHazeltreeによると、ヘッジファンドは8月、消費関連企業への弱気ポジションを拡大する一方、AI関連株の一部ではショートポジションを縮小した。空売りが多かった北米の大型・中型株上位20銘柄のうち、消費関連は9銘柄となり、7月の4銘柄から増加した。生活必需品セクターは年初来で約5%下落したのに対し、S&P500種株価指数は約11%上昇した。キンバリー・クラーク、ドアダッシュ、キューリグ・ドクター・ペッパーが米国の空売りが多い大型株に加わったほか、欧州ではBMW、ディアジオ、ペルノ・リカール、ケリングが空売り対象として目立った。スーパー・マイクロ・コンピューター、コアウィーブ、ネビウス・グループ、GEヴェルノバなどのAI関連銘柄も、空売りが多い上位10銘柄に引き続き含まれた。グーグルの親会社で、AI投資を支える5大ハイパースケーラーの1社であるアルファベットは、Hazeltreeがまとめたロングポジションの集中度が高い銘柄のリストから外れた。空売りファンドの数がロング投資家を今年初めて上回ったためである。Hazeltreeによると、売りは事業の基礎的な状況の悪化ではなく、資金調達への懸念に関連したもようだ。

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