AIインフラ投資は、信用リスクと見なされる要因の中で引き続き大きな位置を占めている。アポロ・グローバル・マネジメントによると、2025年10月以降、ハイパースケーラーの債務に対するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は、銀行債務を約60ベーシスポイント上回っている。アポロのチーフエコノミスト、トルステン・スロック氏は、この差の拡大について、ディーラーのヘッジではなく信用ファンダメンタルズの悪化を反映したものだと指摘した。債務で賄うAI設備投資、レバレッジの上昇、フリーキャッシュフローのマイナス、減価する資産から得られるリターンの不確実性を理由に挙げた。スロック氏のノートが引用したファクトセットのデータによると、アルファベットとメタはそれぞれ将来のフリーキャッシュフローが約250億ドルのマイナスとなっており、アマゾンは約300億ドルのマイナスである。一方、マイクロソフトのキャッシュフローはプラスを維持している。バンク・オブ・アメリカが9月に実施した調査では、AIインフラ投資がシステミックな信用イベントの潜在的な発生源として、すでにファンドマネジャーが最も多く挙げる要因となっていた。見通しは、AI関連の収入が投資サイクルに追いつくかどうかに左右される。特に、主要AI研究所が安全性への懸念からモデル開発の減速を求めたことを受け、注目が集まっている。