モエベ、スペインで10億ユーロのグリーン水素事業「オヌバ」着工

  • モエベ、スペイン南部でグリーン水素事業「オヌバ」に着工
  • オヌバの投資額は10億ユーロ超で、EU補助金3億ユーロ超を含む
  • モエベの出資比率は51%で、Hy24、COFIDESなどが少数株主持分を保有

スペインのエネルギー会社モエベは、10億ユーロ超の投資を承認したことを受け、同国南部でグリーン水素事業「オヌバ」に着工した。投資額には欧州連合(EU)の補助金3億ユーロ超が含まれる。第1段階の電解能力は300MWで、最終的に2GWに達する見込みの大規模事業の一部を構成する。モエベは51%を保有し、Hy24、COFIDESなどの投資家が少数株主持分を持つ。マールテン・ウェツェラール最高経営責任者(CEO)は、天然ガス価格の高騰によりグリーン水素がグレー水素に対して競争力を持つようになり、イラン戦争に伴うエネルギー市場の混乱を背景に、よりクリーンな燃料への関心が再燃していると述べた。モエベは来年の生産開始を予定するバイオ燃料施設も建設しており、これまでの投資額は計24億ユーロに達する。同社は年末までに、ポルトガルのガルプと精製、化学品、燃料小売り事業の統合で合意する見通しだ。ウェツェラール氏は、モエベが保有する残りのアルジェリア資産について、2030年までに売却されずポートフォリオに残っていれば驚きだと述べた。

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