米航空各社、燃料費高騰で供給削減 アメリカン航空は負担10億ドル増

  • アメリカン航空とユナイテッド航空は、燃料費が収益性を圧迫するなか、供給を調整し、採算性の低い路線を削減している。
  • アメリカン航空は第4四半期の燃料費が10億ドル追加で増加すると見込む一方、売上高の伸び率は16~19%と予想している。
  • ユナイテッド航空は12月に一部便を運休する計画で、アメリカン航空は9月11日時点のジェット燃料のクラックスプレッドが1バレル当たり67.80ドルだったと説明した。

アメリカン航空とユナイテッド航空は、イランで続く戦争を背景に燃料費が上昇し、収益性が圧迫されるなか、供給を削減または供給拡大のペースを減速させている。アメリカン航空のデボン・メイ最高財務責任者(CFO)は、第4四半期後半の供給を調整すると述べ、ロバート・アイソム最高経営責任者(CEO)は、燃料価格が高止まりすれば計画をさらに変更する可能性があると語った。アメリカン航空は第3四半期の売上高が16~19%増加すると予想しているが、第4四半期の燃料費は10億ドル増加した。アイソム氏によると、精製マージンを示すクラックスプレッドは3倍に拡大し、原油価格の上昇を上回る影響を及ぼしている。ジェット燃料のクラックスプレッドは9月11日時点で1バレル当たり67.80ドルとなり、前週の74.17ドルから低下した。ユナイテッド航空のマイケル・レスキネンCFOは、同社はすでに採算性の低い路線を削減しており、12月には一部の便を運休し、燃料価格が高止まりすれば第1四半期および2027年にかけてさらに調整する可能性があると述べた。サウスウエスト航空も、2026年に計画していた座席供給の伸びをおおむね半分に引き下げた。底堅い需要や運賃上昇、プレミアム商品が燃料費ショックの大部分を相殺しているものの、航空各社は市場シェアより収益性を優先し、採算の低い路線を見直している。

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