米連邦準備制度(FRB)のウォーシュ議長は、中央銀行が人工知能(AI)が需要や供給、雇用に及ぼす影響を監視していると述べた。一方、AIのより広範なリスクや恩恵、規制に関する判断は、政府内の別の機関が担うべきだとした。発言は、連邦公開市場委員会(FOMC)が全会一致で0.25ポイントの利上げを決めた後に出た。利上げは3年ぶりである。トランプ大統領はこの決定を巡り他のFRB当局者を批判したが、独立して行動するよう促していたウォーシュ氏は批判の対象から外した。FRBのタスクフォースは年末までにAIの経済的影響について報告する見通しで、政策当局者は根強いインフレや労働市場のリスクに加え、AIの安全性や規制を巡るより広範な懸念を検討している。